園だより6月号から

園だよりを準備しようと思う時、本当に時の流れの早さに目が真ん丸になります。気づけばあっという間に5月末ではありませんか。

子どもたちもそれぞれ個々にはいろいろな課題をかかえながらも、全体を見回すと、本当にたった2か月、されど2か月で、ずいぶん成長しました。

泣き叫び声が笑い声に、集まって何かしようと保育士が思ったら先生の方を向いて集まってくる、お歌の声が大きくことばがはっきりしてきたね…おやつの時間、集いの時間、お散歩にでかけること、帰ってきて手洗い、昼食に午睡におやつ……何よりも目覚めたときに“そうだ、ここは保育園だ”という感覚も持ち合わせられるようになったのではないでしょうか。

もちろん、日々いろいろなことがおきます。お友達の“それ”が欲しくて力づくでももらおうとする、自分がそこにいたくて割ってでも何がなんでもその場所を死守する、見事なまでに主体性をもって、主体的に動いている子どもたちです。時々、「すみません、ここに引っかき傷が…」とお伝えしなくてはいけないこともおこります。

先日青少年愛護協議会(甲東ぽっぽ保育園は段西地区)では中高生の主体的な活動について校長先生たちのお話をうかがいました。それを聞きながらこのぽっぽ保育園の子どもたちもいずれ小学生、中学生、高校生、大人へとなっていくとき、今もっている主体的に動ける力を持ち続けて、それに思いやりやルール、計画性、周りへの影響などを鑑みながら納得して自分の人生を選んで歩み続けてほしいなと思いました。…遠い将来のお話し?いえ、あっという間ですよ。

菱田

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